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赤字・債務超過でM&A:AI・ITスタートアップにおける「未来価値」の算定ロジック
まず、皆様にお持ちいただきたい視点があります。それは「バックミラーで運転するか、フロントガラスを見て運転するか」の違いです。 伝統的M&A(成熟産業): 過去の実績(利益や純資産)を評価します。「これまでいくら稼いだか」というバックミラ... -
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M&A買収目線:業種ごとのEBTIDA倍率:「EBITDA 5倍」の神話を疑え
多くのM&A仲介会社や銀行の担当者は、オーナー様にこう囁きます。 「社長、御社のEBITDA(償却前営業利益)は1億円ですから、相場の5倍を掛けて、企業価値は5億円です。これに現預金を足しましょう。」 非常に分かりやすく、耳触りの良い言葉です。... -
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M&Aバリュエーション:中小企業オーナーが知るべき、価格算定のロジックとIRR等の指標
M&Aの現場において、多くのオーナー様が最初に抱かれる疑問は「私の会社はいくらで売れるのか?」という点です。しかし、我々アドバイザーやプロの投資家(プライベート・エクイティ・ファンド等)は、少し異なる角度から問いを立てます。「この会社... -
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上場、非上場企業のバリュエーションの違い:なぜ「EBITDA5倍」で買った企業が「PER20倍」で売れるのか?
「価格(Price)とはあなたが支払うものであり、価値(Value)とはあなたが得るものである」。 これは投資の神様ウォーレン・バフェットの言葉です。 「なぜ、私が手塩にかけて育てたこの会社はEBITDAの5倍でしか評価されないのに、上場した瞬間にPER20... -
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システム受託開発会社のM&A事例:イントラストによるキャロルシステム子会社化
1. エグゼクティブ・サマリー:本件の全体像 2025年11月21日、家賃債務保証等の保証サービスを展開する株式会社イントラスト(以下、イントラスト)は、システム開発会社であるキャロルシステム株式会社(以下、キャロルシステム)の全株式を取得し、完... -
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LBOローンによる買収時の仕組みとバリュエーション「なぜファンドは事業会社より高く買えないのか?」
M&Aの現場において、売り手経営者様から最も頻繁にいただくご質問があります。 「私の会社の価値はいくらでしょうか?」 この問いに対し、多くのM&A仲介会社や教科書的なアドバイザーは、EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)の倍率や、DCF... -
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売却側素人 × 買収側プロ:中小企業M&Aにおける情報の非対称性の仕組みと解決案
M&A(企業の合併・買収)は、売り手である経営者様にとって、人生の集大成とも言える一大イベントです。しかし、中小企業M&Aにおいてはその交渉テーブルで売り手と買い手の間には、残酷なまでの「情報の非対称性」が存在しています。現在の主要な買... -
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サンドバッキング条項とアンチ・サンドバッキング条項のM&A契約書締結の詳細と解説
M&A契約書(株式譲渡契約書など)において、最も交渉が熱を帯びるパートの一つが「表明保証(Representations and Warranties)」であり、それとセットで議論されるのが今回のテーマである「サンドバッキング(Sandbagging)」の問題です。一見する... -
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M&A仲介株の株価が暴落。M&Aキャピタルパートナーズにアクティビスト提案
まず、客観的な事実を確認しましょう。下図のチャート(M&Aキャピタルパートナーズ、日本M&Aセンター、ストライク、M&A総研)をご覧ください。日経平均株価がバブル後最高値を更新し、市場全体がリスクオンムードにある中で、M&A仲介セ... -
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M&A(企業の買収・売却)の本質は投資行動の一種
M&A(Mergers and Acquisitions)は、単なる企業の売買契約や組織再編の手続きではありません。それは資本主義経済において、最も高度で、かつ最も冷徹な「資本配分(Capital Allocation)」の決定プロセスです。 我々M&Aアドバイザーの役割は...