

代表者挨拶「複数事業の経営参画・エグジット経験を活かし、M&Aアドバイザリーを創業。」
『M&Aの本質は企業価値の最大化』
M&A(Mergers and Acquisitions)は、単なる事業の売買行為ではありません。その本質的な目的は、関与する全ての企業にとっての企業価値(Enterprise Value)の最大化にあります。買い手企業は、シナジー創出や事業ポートフォリオ最適化を通じて自社の企業価値向上を追求し、売り手企業は、自社の潜在価値を最大限に評価する最適なパートナーを選択することで、その価値を実現します。
企業価値とは、貸借対照表や損益計算書に示される財務指標のみによって測られるものではありません。長年にわたり築き上げられたブランドエクイティ、すなわち信頼性や歴史的背景、革新的な製品・サービス、そして何よりもそれを支える優秀な人材(人的資本)といった無形資産にも深く根差しています。これらの本質的な価値ドライバーを見極め、正当に評価することが、M&Aの成功において不可欠です。
実務経験に裏打ちされた専門性
私のキャリアは、キリングループ傘下の協和発酵バイオ株式会社における経営企画職から始まりました。同社はキリンファーマと協和発酵工業の合併により誕生した企業であり、私はそのPMI(Post Merger Integration)プロセスの渦中で、ヘルスケア市場における経営戦略の中核を担う実務に従事しました。在籍中には社長賞を受賞するなど、具体的な企業価値向上に貢献した実績を有しております。
その後、東証プライム上場企業グループ傘下のマーケティングDX企業において、代表取締役社長(CEO)に就任。約7年間にわたり、不採算事業からの撤退や子会社法人解散を含む大胆な組織再編を実行し、コア事業への経営資源集中を断行。年商50億円規模の組織を全期営業利益黒字を達成、財務基盤の正常化、ガバナンス体制の強化、収益構造の最適化を一貫して主導いたしました。
2023年、『企業価値の可能性を最大化する。』という揺るぎない信念のもと、プライマリーアドバイザリー株式会社を設立いたしました。独立系のM&Aアドバイザリーファームとして、高度な専門性、実務に根差した知見、そして揺るぎない誠実性を基盤とし、資本提携やM&Aの成功を通じて、社会、企業、そして地域社会の持続的な発展に貢献する、最高水準のアドバイザリーサービスの提供を目指しています。
私自身、現在までに未上場企業13社への投資及び経営への参画経験を持ち、そのうち6社についてはM&AによるEXITを含む複数の成功事例を有します。また、自己の投資ビークルである株式会社B&Bを通じて、有価証券や不動産を中心としたポートフォリオのアセットマネジメントを継続しており、常に投資家としての厳格な視点を保持しています。この経験に基づき、投資企画、財務・法務デューデリジェンス、そしてDXやAIといった先進技術領域における深い知見を融合させ、経営者の視座を持つ実践的なアドバイザーとして、クライアントに具体的かつ実行可能なソリューションを提供します。
経営者の方々が企業に込めた情熱と、その企業が持つ本質的な価値を深く理解し、次世代へと確実に繋いでいくこと。それが私たちの責務です。複雑な意思決定が連続するM&Aのプロセスにおいて、貴社にとって最も合理的で、かつ深い納得感を伴う企業価値の最大化を実現すること。これこそが、私の使命であると確信しております。
プライマリーアドバイザリー株式会社
代表取締役 内野 哲(Tetsu Uchino)
保有資格:M&Aシニアエキスパート、事業承継シニアエキスパート、プライマリープライベートバンカー

3つのサービス優位性
01公平な企業価値評価(フェアバリュー)で決まります
M&Aにおいて、株式譲渡価格の妥当性は、売手・買手双方にとって極めて重要な論点であり、アドバイザーの真価が問われるポイントです。私は自身でも自己勘定投資会社を経営し、複数の未上場企業に投資・EXITを行ってきた経験を持ち、また、買収側として上場企業グループ会社代表を担った立場からも、売手と買手の双方の視点に立った「公平な企業価値評価(フェアバリュー)」を実現します。
さらに、近年では当社独自にAIやDX技術を積極的に取り入れ、定量性・客観性を最大限に担保するバリュエーション手法の高度化に取り組んでおり、感覚やバイアスに左右されない透明性の高い評価を提供しています。
『価格交渉においてブレない正しい価値を提示することが、M&Aの成否を分けます。』
買い手が重視する事(生成AIによる調査)

売り手が重視する事(生成AIによる調査)

02経験値を元にしたビジネス解像度と高い交渉力
20年以上にわたり事業会社経営に携わり、上場企業グループ会社含めて代表取締役という立場で経営再建・組織改革・新規事業開発を主導してまいりました。財務・法務・税務・事業再生・ガバナンス構築・人材戦略など、経営の全フェーズを自ら担ってきた実務家です。どのような業種・規模の企業であっても、表面的な資料では見えない事業の「本質」に目を向け、課題の根因を把握し、M&Aプロセスの中で最適な助言を行うことができます。机上の論理ではなく、経営の現場を知る者としての寄り添いと解像度の高い支援をお約束いたします。
『現場の機微を理解し、最後まで経営者の伴走者であること。それが私の信念です。』
顧客がM&Aアドバイザー企業に求める事(生成AIによる調査)

03幅広く鮮度の高い人脈と情報ソースを保有
事業会社の経験を踏まえて1万人超の直接的な人的ビジネスネットワークを築いてきました。現在も、そのネットワークを通じて日常的に買収ニーズ・売却意向を収集しており、情報の「質」と「鮮度」には自信があります。こうした生きた情報を背景に、私は常に「この会社にとって本当に最善の選択肢とは何か」という視点から、業界動向や経営者の意向を踏まえた提案が可能です。ただリストアップされた候補先ではなく、水面下で動いている本質的な選択肢を提示できる点が、当社アドバイザリーとしての大きな差別化要素です。情報を持っているからこそ、選択肢が生まれ、選択肢があるからこそ、交渉力が生まれる。この循環を構築できる立場にあることが、当社の大きな強みです。
『今、本当に動いているM&Aの現場を踏まえた最適な打ち手を、誰よりも早くご提案できます。』
