CEO’s Message

代表者挨拶

 M&Aを単なる資本の移動ではなく、企業の未来を共創する経営戦略と位置付け、プライマリーアドバイザリー株式会社を創業しました。掲げる理念は、「企業価値の可能性を最大化する」。中小・中堅企業のM&A、事業承継や成長投資を、財務・法務・戦略・PMIの総合的視点から支援しています。

 私はキリングループと協和発酵工業とのM&A後に発足した協和発酵バイオでPMIプロセスの中、マーケティングや事業戦略を担い、社長賞受賞の実績。東証プライム上場の株式会社アイモバイルの子会社代表取締役社長に就任。年商50億円規模の事業のトップとして、不採算事業撤退・子会社清算を含む事業ポートフォリオの抜本的改革を断行。コア事業へのリソース集中により、在任中の全期営業黒字を達成。営業・財務・ガバナンス収益ポートフォリオ最適化を一貫して主導しました。事業経営と並行して自己勘定投資会社を経営し、14社の未上場企業へ投資実行、うち6社はエクジットを経験。現在もアドバイザリー事業、有価証券や不動産への投資事業、DXコンサルティング事業、事業会社経営など複数の職務を行っております。

創業の背景には、以下のような強い問題意識があります。

・売り手オーナーが情報劣位に立たされる構造
・PMI(統合)に失敗して企業価値が毀損される現実
・資本市場の狭間で埋もれる「本来あるべき成長」の機会損失

このような課題を解決するため、本質的に支援できる少数精鋭のM&A支援(M&A仲介/アドバイザリー事業)を立ち上げました。提供するのは、机上の空論ではない。大企業での戦略、社長としてのリアルな経営経験、そして投資家としての資本の論理。これら三位一体の経験を融合させ、DX・AIの先進技術領域の知見も駆使することで、M&Aのあらゆる局面において、極めて精度の高い、実行可能なソリューションを提示いたします。

複雑なディールを前にした経営者の皆様へ。論理的合理性の追求と、ステークホルダーの深い納得感の醸成。この両立こそが、真の企業価値最大化に繋がる。その実現が、我々の使命です。

プライマリーアドバイザリー株式会社

代表取締役 内野 哲

保有資格 : 一般社団法人金融財政事情研究会M&Aシニアエキスパート

         一般社団法人金融財政事情研究会事業承継シニアエキスパート

         公益社団法人 日本証券アナリスト協会プライマリープライベートバンカー

▼ 記事遷移先:私がM&A支援(M&A仲介/アドバイザリー業)を創業した理由

Reason for choosing

3つのサービス優位性

01合理的な企業価値評価
 M&Aにおいて、株式譲渡価格の妥当性は、売手・買手双方にとって極めて重要な論点で、アドバイザーの真価が問われるポイントです。私は自身でも自己勘定投資会社を経営し、複数の企業に投資を行ってきた経験を持ち、売手と買手の双方の視点に立った合理的な企業価値評価を実現します。当社独自にAIやDX技術を積極的に取り入れ、定量性・客観性を最大限に担保するバリュエーション手法の高度化に取り組んでおり、感覚やバイアスに左右されない透明性の高い評価を提供しています。

譲渡側が重視する事(生成AIによる集計データ)

買収側が重視する事(生成AIによる集計データ)

02豊富な実績と高い解像度
 20年以上にわたり事業経営に携わり、代表取締役社長という立場で経営改革・組織再編・財務会計の正常化を主導してまいりました。事業戦略、財務会計・労務管理・ガバナンス構築など、経営の全フェーズを自ら担ってきたプロの実務家です。どのような業種・規模の企業であっても、表面的な資料では見えない事業の「本質」に目を向け、課題の根因を把握し、M&Aプロセスの中で最適な助言を行うことができます。机上の論理ではなく、経営の現場を知る者としての寄り添いと解像度の高い支援をお約束いたします。

顧客がM&Aアドバイザー企業に求める事(生成AIによる集計データ)

03独自の経営者交流SNSフォロワー2万人超
 事業会社経営を踏まえて2万人超の直接的な人的ビジネスネットワークを築いてきました。そのネットワークを通じてソーシングや日常的に買収・売却意向を収集しており、情報の「質」と「鮮度」には自信があります。ただリストアップされた候補先ではなく、水面下で動いている本質的な選択肢を提示できる点が、M&Aアドバイザリーとしての大きな差別化要素です。情報を持っているからこそ、選択肢が生まれ、選択肢があるからこそ、交渉力が生まれる。この循環を構築できる立場にあることが、当社の大きな強みです。